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LINEで働く理由

美容ポータルサイト「lacore」で感じる、デザイナーとして働くおもしろさ

LINEで働く様々なメンバーに、LINEで働きながら感じる「らしさ」や「価値」を教えてもらう「LINEで働く理由」。今回はLINEが提供する美容ポータルサイト「lacore(ラコア)」に携わる、プロダクトデザイナーの西島みさと、そしてプロダクトオーナーである佐藤雄亮の2人に、lacoreのデザインの仕事について聞きました。(写真左から西島、佐藤。)

ーー自己紹介をお願いします。

佐藤

LINE株式会社のショッピング検索室 ショッピングチームに所属し、lacoreのプロダクトオーナーおよび企画を担当しています。入社前は企業のデジタルマーケティングを支援する会社でPMやディレクター業務を行っていました。2019年5月に入社して、2020年4月頃からlacoreの企画を担当しています。

西島

LINE Fukuokaのクリエイティブ室デザインパートに所属し、プロダクトデザイナーとしてlacoreのUIデザインを担当しています。 LINEの入社以前は学生で、グラフィックデザインを専攻していました。2017年5月に入社し、LINEショッピングなどのO2Oサービス内のバナー制作を経て、サービスを提供する前のlacoreに2020年6月頃から関わるようになりました。当初はバナー制作を担当していて、その後はメインのデザイナーとしてlacoreのデザイン全般に携わっています。

ーーlacoreのサービス概要を教えてください。

佐藤

lacoreは、主に20代から30代までの女性をターゲットとして、自分にマッチしたコスメや美容情報などを簡単に見つけることができる美容ポータルサイトです。コスメに関するHow toや新製品などのユーザーが興味のある美容情報が手に入り、気になったアイテムの購入やレビューの投稿などを行えます。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、コスメをオンラインで買うことが増えてきていますが、一方でオンラインでコスメを購入することに抵抗を感じる人も少なくありません。そうした方も含めて、自分にぴったりのコスメに出会えるという体験を提供していきたいと考えています。今後は、オフライン連携の機能も拡充予定で、on/offを問わないシームレスな購買体験の提供を目指しています。

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ーーlacoreにおいて、デザインが果たす役割をどのように考えていますか。

佐藤

lacoreにはコスメレビューやコラムなどによる情報提供と、オンラインでのコスメ販売という2つの側面があります。情報提供においては、何よりユーザーにとってベネフィットにつながる情報を提供して人生を豊かにできたらと思っているので、その意図をデザインで実現できることが理想だと考えています。一方、コスメを販売するECについては、ユーザーが欲しいものをすばやく把握して購入するという一連の体験をサポートすることがデザインに求めるところですかね。

西島

当然ですが事業なので、ただきれいなデザインや、見た目がすごく良いというだけでは不十分だと思っています。「いいな、また使ってみよう」とユーザーの方々に思ってもらえるよう、より良い体験を提供することを意識しています。

lacoreはLINEが提供するサービスの1つとして、LINEが持つ世界観から逸脱しないことも心がけています。あとは、コスメは身に付けるものなので、清潔感や安心感を感じていただけるようにすることも、デザインを考える際に意識している部分ですね。

ーーデザイン作業は具体的にどのように行われているのでしょうか。

西島

事業部側で企画が立ち上がった後、その要点や目的、その企画によって実現したい事柄や解決したい課題などについて共有してもらいます。それを持ち帰ってデザイナーのユニット内でディスカッションし、デザイン作業を進めていくというのが基本的な流れになります。

「ユニット」とは、サービスを横断してデザイナー同士が連携するための LINE Fukuokaのクリエイティブ室内の仕組みです。lacoreの担当デザイナーは現在私だけなので、ユニットの制度ができる前までは周囲に意見を求めることに対して少しハードルを高く感じていて、右往左往したり悶々としたりすることもありました。ユニットができたおかげで、「こういう依頼が来て、個人的にはこう考えてるんだけどどう思う?」といったことをデザイナー同士で相談したり、気軽にディスカッションできたりするので助かっています。

また、ユニット内の他のメンバーはlacoreについて知らないことも多いので、ユーザーの目線に近い客観的な意見が聞けることもありがたい部分です。それによって気づかされることも多いですし、ディスカッションが深まるキッカケにもなっています。ユニット内でディスカッションした結果なども踏まえて事業部側とコミュニケーションし、方向性を固めた上で実際にデザインを起こしていきます。

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ーーデザイン作業を行う際、事業部とのコミュニケーションはどのようにしていますか。

西島

佐藤さんをはじめ、事業部の皆さんとは密にコミュニケーションしていて、デザインで悩んでいるときに事業部側に相談するといったことも少なくありません。「ここでちょっと悩んでいるんですけれども、一緒にディスカッションしましょう」と声を掛けることも多いです。

事業部側からも「企画について質問があったら連絡くださいね」などと言ってもらえていますし、こちらから投げかけたことに対してきちんとフィードバックしてもらえています。

ーーデザイン作業を依頼する際、事業部側ではどういったことを意識していますか。

佐藤

ただデザインのイメージだけを伝えるだけでなく、その意図や背景までデザイナーと共有することが大事だと考えています。僕がデザインを依頼する際は、ワイヤーフレームまで落とし込んでしまうことが多いですね。僕自身、そのほうがやりやすいのと、事業部側で「こうしたい」という主張が強いので(笑)。自然とそうなりました。ただ、そのとおり再現してもらいたいわけではなく、あくまでもイメージをすり合わせるというか、相互理解のためにという感じですかね。

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ワイヤーフレームのイメージ

西島

デザイン側も、企画の意図やワイヤーフレームの内容をくみ取りつつ、気になったことをコメントしたり、「この部分はこういうほうがいいんじゃないですか」と意見を伝えたりして、しっかりディスカッションすることを心がけています。

ラフやワイヤーフレームどおりに正確に作らなければならないということはなく、LINEのサービスとして考えた場合はこう表現するべきではないかとか、この方がユーザーは使いやすいんじゃないかといった意見は積極的に伝えるようにしています。

もし企画内容に理解したい部分があれば、些細な内容でも質問していますし、全体的に事業部とデザイナーがそれぞれの立場からフラットにディスカッションしながら進めているので、疑問点を残しながらデザインに進むといったことはありません。

佐藤

事業部側としても、デザイン側から企画内容について提案してもらうことも多く、助かっています。当然、普段からユーザー目線を意識して企画などを検討していますが、どうしても自分たちの都合を優先してしまうこともあります。そういった部分に対し、デザイナーから提案を受けたり、指摘してもらえたりするのはありがたいところです。

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ーーデザイナーとしてやりがいを感じるのはどういった部分でしょうか。

西島

たとえば、依頼を受けたときにデザイナーとしてどういったアプローチがあるのかを考え、それを事業部側に提案するといった場面です。デザイナーとしての意見がしっかり受け止められて、サービスにフィードバックされるという点にすごくやりがいを感じます。

仕様がガチガチに固まっていて、デザイン側では何もできない、動かせない、言われたものをそのままデザインするしかないといった状況では、モチベーションを維持するのも大変です。しかしlacoreではそういったことがなく、事業を担うチームの一員として仕事に取り組めています。

ーーlacoreのこれまでの業務の中で、もっとも大変だったことはなんですか。

西島

lacoreで最初に経験した大きな仕事だった、トップページのリニューアルですね。2021年の1月くらいから動いたプロジェクトです。

佐藤

lacoreのコンセプトには、自分にマッチした情報をユーザーに提案するというものがあります。それをどうやって体現するのかというところから話が始まり、最終的にトップページをリニューアルしようということになったんです。

西島

リニューアルする前のトップページでは、様々なコラムをページ全面に並べていたのですが、lacoreはどんなことができるサービスなのかが伝わりにくく、ユーザーがこのサービスでできることを理解しづらく、やりたいこともスムーズに完了しづらいものになっていました。

そこで新しいトップページでは、コラム以外にも様々なコンテンツに触れられるようにし、たとえば乾燥肌の人であればその対処などに関するコラムを表示する、あるいはリップに興味がある人であれば、リップに関する商品のランキングを出すといった、よりユーザーに寄り添った改善を行っています。

私自身もですが、コスメを買うときは「見るだけで楽しい」であったり、「選ぶのがわくわくする」といった感覚があります。それをlacore上でも体験してほしいと考えて、さまざまなアイデアを盛り込みました。担当デザイナーは私だけで、当初はすごく不安を感じていましたし、実際に取り組む時間も長くて大変でした。その分やりがいは大きく、リニューアルをやりきったことは自信につながった案件でした。

ーー自身の経験が、lacoreのユーザー体験につながっているのですね。

西島

はい。とはいえ、どうしようかなと悶々とすることもあります。でも、やり遂げるとすごく達成感がありますし、自分の成長にもつながっているとも感じています。悩むことも多くありますが、なにより楽しみながらデザインしています。

UIデザインに携わることになったのはlacoreからで、私はまだまだ勉強不足の部分があると思っています。ただ、lacoreに取り組みながら新しいことを身に付けてアウトプットし、それをまた別の形でアウトプットするというサイクルができていて、スキルアップしている手応えはあります。今後もこのサイクルを続け、個人的にはデザイナーとして関われる範囲をさらに広げていきたいと思いますね。

現状は事業部側でワイヤーを作成してもらってますが、もっと早い段階からデザイナーも関わり、佐藤さんたちとディスカッションを深めていければと思っています。早い段階で企画に参画すれば、デザイン側の意見をもっと早めに伝えられると思いますし、デザインの精度も高められます。そういったことに取り組めるように、これからも自分のスキルを磨いていきます。

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ーーlacoreの今後の目標について教えてください。

佐藤

コスメについて、あるいは美容について知りたいと思ったらまずlacoreを開く、そういった存在を目指していきます。サービスの提供を開始して2年目なのですが、3年目にはベンチマークしている競合に肩を並べることを目標としていて、そこに向けて今後も精力的にサービスをアップデートしていきたいと思います。

西島

ユーザーにとってより身近なサービスになるように、もっとユーザーのことを理解し、lacoreの魅力や強みを体験に落とし込めるようデザイナーとしてできる限り力を尽くしていきたいです。

lacoreをもっと魅力的なサービスに成長させていくために、取り組みたいことはたくさんありますが、まだまだ手が足りない状態です。この事業を加速させるためにも、lacoreに関わりたい、あるいはLINE Fukuokaでデザイナーとして働いてみたいと考えている方がいれば、ぜひ一緒に身近なサービスをつくっていきたいですね。

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桃木 耕太

2013年にLINEに中途で入社、今は開発組織と採用組織でWebサイト/コンテンツやイベントの企画/制作などをしてます。