「男性の育児休業ってどうなの?」LINEの男性社員2名に質問してみました

LINEでは、全社イベントだけでなく、各部署や個人主催の社内イベントや勉強会が多く開催されています。
今回の記事では、男性社員が家庭とキャリアについて、多く寄せられた質問に答えていくイベントのレポートをご紹介します。
「家庭とキャリアについて考える」イベント第一弾はこちら
「家族とキャリアについて考える」
「家族とキャリアについて考える」という勉強会は、20卒の新卒社員主催の社内向けのイベントです。
あるとき、新卒社員の集まるLINEグループで、「30歳になったときどうなっているかな?」と盛り上がったことから始まった本イベント。
「出産や育児のようなライフイベントがある中でキャリアをどう考えればいいの?」「育児しながらでも仕事はできるの?」といったキャリアやライフイベントに対する不安について、新卒社員の目線で先輩社員に聞いていきます。
先輩社員が30個の質問に答えます
今回、新卒社員たちの質問にお答えするのは、LINE企画室の椙村とLINE Financialのサービス企画室の荘司。
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(左)椙村允詞(すぎむら まさし)
LINE Corporation
LINE企画室 コンテンツサービス企画チーム
LINE STOREの企画担当。好きなものは、サウナ、キャンプ、自転車。座右の銘は「お前が信じるお前を信じろ」。 -
(右)荘司陽太(しょうじ ようた)
LINE Financial Corporation
サービス企画室
PFMサービス企画チーム
LINE家計簿のPdM。好きなものは、サウナ、登山、自転車。座右の銘は「Connecting the Dots(点と点をつなげる)」。
二人は前職が同じで、荘司が新卒1年目のときに、椙村が研修担当者だったそうです。同時期にお子さんが生まれたり、育児休暇を取得したり、趣味のサウナが同じだったりという繋がりがあるということでお二人並んでのゲスト出演となりました。
イベントは、まず二人の自己紹介や経歴の話から始まり、結婚や出産、育児のトピックへ移ります。では新卒社員とのやりとりをご紹介していきます!
――結婚に対してどのような考え方を持っていましたか?どのように変化しましたか?
荘司
結婚する前は、友人が結婚すると、なんとなく「結婚しちゃったんだ〜」のような、どちらかというとネガティブに近い感覚を持っていました(笑)。
でも、妻と出会って初めて、自分ひとりの人生より、2人の人生の方が面白いんじゃないかと思うようになり、結婚への考え方も変化しました。
椙村
私の場合は、人生の選択肢として「結婚」を想定してなかったので、当時はリアリティがありませんでした。でもいまは結婚っていいな、楽しいなと日々感じています。
私と妻の人生観が似ていることもあるので、結婚生活にあまり大きなギャップもなく。もちろん、ちょっとした習慣の違いはありますが、一緒にいて助かると感じることが多いです。
荘司
私も、夫婦のあいだでの人生観は似ていますね。小さいレベルの話だと意見が異なることもありますが、話しあう中で納得していることがほとんどです。私が納得することもありますし、妻が納得することもあります。互いに違いを埋めているような感じです。
――育休中の時間の使い方を教えてください。自分の時間などは作っていましたか?
荘司
私は、妻が実家での里帰り出産から帰ってきた後に、1ヶ月の育休を取得しました。その間は週に1回程度サウナに行ったり、副業したりと、自分の時間は割と取らせてもらっていました。
椙村
私も里帰り出産後に育休期間を1ヶ月取りました。ちょうど実家のサポートがなくなり、新居への引っ越しの時期でもあったので、育休取得のタイミングとしては良かったです。
育休中は、基本的には家族3人で過ごしていましたね。子供を病院に連れていくこともあれば、家族で美味しいご飯を食べに行く時もあり。荘司さんのように、自分の時間はあまりとらなかったですね。サウナに行けたのは1, 2回かな(笑)。
子どもが乳児の頃は寝かしつけが大変で、いろんな方法を調べました。南アフリカ式の寝かしつけスケジュールはとてもオススメです(笑)。
――育休を取ると言った時の職場の人たちの反応は?育休後の価値観の変化はありますか?
椙村
前向きに受け入れてくれました。特にハレーションもなく。育休後も問題なく復帰できました。
実際、自分が育休を取得して思ったのは、半ば強制的に子育てに関わる時間を作ることができるので、意識が変わっていいなと思いました。やはり子どもと接すれば接するほど、愛情って高まりますよね。育休は積極的に触れる機会を作れるので良いですね。
荘司
私も周りの反応は前向きでした。今では、まるまる育児のための休みを取るだけでなく、午前中のみ育児して、午後は仕事する、といった働き方もしていたりします。仕事をする時間と家族と過ごす時間をしっかり分けています。
育休に関しては、私も、子どもと妻と一緒に過ごす時間は貴重なので、育休を取れるなら取るべきだと思っています。自分が子どもを育てるようになる以前は、育児や家事は「手伝う」「参加する」という認識だったんですが、今では「一緒にやる」という認識になりました。
椙村
最近の過ごし方で言うと、在宅勤務になってから平日の家族への関与度も大きく変わって増えましたね。いつも20時に子供を寝かしつけているんですが、そうすると通勤で仕事をしながら平日夜に育児をするのが難しいこともあり。いまは、平日の朝夜は育児と家事を妻と分担しながら一緒にやっています。
荘司
私の場合は、平日は専業主婦の妻に任せきりですね。その分、週末は早く起きて子どもを遊びに連れ出したり、寝かしつけたり、料理をしたり、掃除をしたりなど、家族との時間を楽しんでいます。
イベントを終えて
今回は、男性社員による「家庭とキャリアについて考える」会となり、前回とはまた違う視点からお届けしました。参加した社員からもたくさんの感想が寄せられました。(一部抜粋)
・リアルな話を聞けてよかったです!子育ての部分をもっと掘り下げて聞いてみたいです。
・プライベートな話題にも関わらずフランクに話してくださり、ありがとうございました。考え方の話、とても勉強になりました!
私自身も、結婚の価値観や育休の過ごし方など、家庭によってそれぞれで参考になりました。
また、次回イベントが開催されましたら、レポートをお届けしたいと思います!