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REPORT

韓国オフィス、LINE Plusの新入社員が日本にやってきました!

LINEは、日本だけでなく韓国、台湾、タイ、インドネシアなど各国にオフィスがあり、日々グローバル社員と連携しながら業務を行っています。

2023年2月、韓国の法人であるLINE Plusの新入社員が、新入社員研修の一環で四谷オフィスを訪問しました。今回は、研修を通じて社員それぞれが何を学んだのか、その様子をご紹介します。

※LINE Plusの採用サイトに掲載されている記事のリライトです。

LINE Plusのオンボーディング研修

LINE Plusでは、下記図のようにオンボーディング研修が行われています。

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LINE Plusの社員にとって、特にこの海外研修は、とても重要な役割を果たしています。韓国ではなかなか直接会えないグローバルユーザーを間近で観察でき、またLINEのサービスだけでなく、日本のITやトレンドを体験することで、業務へのインサイトを得て成長につなげることができます。新型コロナウイルスの拡散に伴い一時中断されていましたが、昨年末の海外移動の規制緩和により、3年ぶりに今回の海外研修が再開されました。

Day 1: 四谷オフィスでの一日

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この研修では、早朝に韓国を出発し、日本の本社である四谷オフィス到着後は、早速オフィスツアーから始まりました。オフィスツアーを通じて日本の社員がどのような環境で働いているのか、韓国のオフィスとはどのような違いがあるのかを比較しながら見てまわりました。

お互いの言語と国籍は違っても、「WOWなサービスをつくる」という同じ目標に邁進する日本の社員たちの情熱を目にしながら、LINE Plusの社員たちはグローバルNo.1というLINEのDNAを感じることができたようです。

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また四谷オフィスの執務エリア、カフェエリアから見える素敵な景色も楽しむことができました。そしてオフィス30Fの「FIELD30」という空間にある壁一面に広がるホワイトボードに、LINE Plusの社員も一人ひとりマーカーを手に取り、言葉を残していきました。

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その後、日本の社員たちより、日本の組織体制と開発文化、様々なサービスを知るための研修が行われました。「LINE」アプリ、LINE公式アカウント、LINEギフト、LINE NEWSなどのサービスが何をミッションとしているのかや、今後のビジョンなどについて知ることができました。

研修の内容を逃さないために、ものすごい集中力でメモをとる社員もいました。LINEのサービスに対する愛と、一日も早く任された仕事に慣れ、日本の社員たちと協業したいという気持ちが表れていました。

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研修中にとっていたメモと熱心に研修を聞く姿

日本の新卒社員との出会い

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日本の新卒社員たちと話をする機会もありました。国籍は違っても、同じLINEの新卒社員として、お互いに似たような悩みがあることを知り、その解決方法を共有し合う有意義な時間となりました。この時間を通して、多くの社員が「LINEの成長」という同じ目標を持って走っていることを感じました。

その中で、一人の日本の新卒社員が韓国の新卒社員へ「気になることがあれば連絡してね」と提案し、LINE IDを交換する姿も見かけました。

その後、自由時間に2時間ほど話をしたそうです。「もちろんお互いに言語の壁がありましたが、英語、日本語、韓国語、そしてボディランゲージを使いながら、意外と問題なくコミュニケーションすることができた」とのことでした。韓国と日本の文化の違いや日本でのLINEのイメージ、そしてLINEが提供している様々なサービスに対する日本人ユーザーの反応などの意見を交換したそうです。

Day 2:日本ITとトレンド調査&LINEサービス体験

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新入社員たちが体験場所をまとめた「体験マップ」

研修2日目は都内各地を訪れ、日本のITとトレンドの調査、さらにLINEのサービスを体験をしました。この研修のために、3週間前から各チーム別に訪問する場所の選定と事前リサーチ、スケジュールなどを熱心に準備していました。当日は、みんなわくわくしながら各チームごとに新宿、原宿、渋谷など都内各地に移動しました。

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最近日本のZ世代、ミレニアル世代に大人気の、ラベルや味などをカスタムして非対面で受け取れるモバイルオーダーやOMO(Online Merge with Offline)電子製品ストア、人とロボットが一緒に働くカフェ、着なくなった服などを回収して再加工・販売するエコプロジェクトの衣類売場など、都内各地を訪れて日本のITとトレンドを体験しました。

LINEサービス体験

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また、LIVEストリーミングをしながら、明治神宮で願い事をするという日本の文化を体験する様子や、アプリから予約したコーヒーを無人店舗でピックアップする場面などを生配信したそうです。

実際に、LIVEに参加してリアクションやメッセージを送ってくれた日本のユーザーもいたそうです。サービスユーザーと直接交流しとても楽しい経験ができ、また日本のITトレンドにLINEのサービスが大きな役割を果たしていると感じることができたようです。

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さらに、テスト端末を使ってLINE Payのチャージやお店での決済も簡単に体験することができました。初めて決済をする瞬間、社員たちはとても感動していましたし、今後LINE Payサービス開発を担当する社員は、特にわくわくした様子で体験していました。

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ITやトレンドを体験するミッションと同じくらい重要なこと、それは昼食の場所を探すことでした。「LINE PLACE」を使って周辺場所のお店を検索し、多くのユーザーがアップデートしたレビューをしっかりと読みながら、昼食場所を決めていました。無事に食事を終えた後は、レビューも作成してポイントもゲットしていました。

また、実際に日本のユーザーがLINEのどのようなサービスを多く利用しているのか、路上や地下鉄でインタビューを実施しました。なかなか最初は声をかけるのが難しかったようですが、現地の日本ユーザーの声を聞くことができ、本当に貴重な機会となったようです。LINEの働き方であるLINE STYLE 3.0の最初のキーワードが「Users Rule」です。「すべての中心は、ユーザー」というキーワードと今回の体験を機に、LINEのユーザーニーズに応えるサービスを開発しなければならないと再認識し、無事2日目の研修を終えました。

Day 3:温かさと誇りに満ちた研修最終日

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研修最終日、LINEのCWO、慎ジュンホとの出会いが本当に印象深かったようです。当日新入社員たちが集まっていたセミナールームは色とりどりの紙袋でいっぱいでした。紙袋の中には慎が準備したプレゼントがたくさん入っており、中でも「箸」のプレゼントが目立っていました。箸の「道」や「つながり」という意味にちなんで、お互いに今後より良い関係を構築しよう、という想いが込められていました。慎の想いがたくさん詰まったプレゼントを受け取った新入社員たちは、一緒にWOWなサービスを作っていくことを約束しました。

また、新入社員と慎とのQ&Aの時間もありました。慎に「LINEでどんな時に一番やりがいを感じますか?」と尋ねた時、「新入社員に会った今この瞬間が、一番胸がいっぱいだ」と伝えてくれ、社員たちは大きな感動を受けていました。

その後は、2日目の研修内容を共有するセッションを行いました。研修を通じて得たインサイトから、LINEの新規サービスを提案するという内容です。同じものを見ても、誰がどんな観点で見るかによって感じ方や考えかたが大きく変わるということに気づき、何よりもユーザーの目線でサービスを開発していかなければと決意をする、社員全員にとって意味のある時間となりました。

新入社員が提案したLINEの新規サービスアイデアは、LINE Plusの社内掲示板で全社員にも共有されました。新入社員の目線で提案した内容に、照れくささと期待と心配な気持ちでいっぱいだったようですが、先輩社員が良いアイデアだと褒めてくれたり、他の新入社員のアイデアへコメントをくれたおかげで、励みになり、自信にもつながったようです。

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LINE Plusの社内掲示板。「素晴らしいアイデアです!」「これから頑張ってください!」という先輩社員からのたくさんのコメント。

研修を終えて

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新入社員たちは、すべての研修の過程を同期たちと一緒に経験したということが最も意味のあるものだったと感想を残しました。入社直後の、オン/オフラインハイブリッド入門教育を通じてLINEという会社に対する理解と組織の働き方、業務においての基本スキルなどを身につけました。そして今回の海外研修で日本現地のLINEのサービスを直接体験する機会を通して、会社とサービスに対する大きな愛情を持つようになったと述べました。これからLINEの様々なサービスを担当する新人社員たちのこれからを期待し、応援します!

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仲村つかさ

2019年LINE入社。広報室で社内広報をしています。体を動かすこと、汗をかくことが好きで今はホットヨガを頑張っています。韓国ドラマもほぼ毎日ネットフリックスで鑑賞しています。