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【〇〇さんを募集中】エンタメ領域を牽引するアライアンス担当さん

特にピンポイントでこんなスキルや経験、志向や思いを持った人にジョインしてほしい、という部署・ポジションについて紹介する「○○さんを募集中」シリーズ。

今回は、エンタメカンパニーの各事業でアライアンス業務を担当する3名に、それぞれの業務内容や求める人物像などを話してもらいました。

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左から、LINE MUSICの事業開発チーム真鍋、 LINEチケットのセールスチーム小出、LINE LIVEのビジネス開発チーム朴。

――まずは自己紹介をお願いします。

真鍋

2012年9月で前身のNHN Japanに入社して、今は音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」のアライアンス担当をしています。

当時入社を決めた理由は、LINEという多くのユーザを保有しているプラットフォームで自分自身の企画を多くの人にぶつけられるなと思った点と、あとは勤務時間など自分が目指す働き方にフィットしていたのも大きかったです。はじめの2年間はLINEスタンプのアライアンス業務を担当して、5年前のサービス立ち上げ時からLINE MUSICに携わっています。

小出

私は20代の頃は定職につかず、バンドをしたりフリーターをしてフラフラしていました(笑)。30代になってWEB系の制作会社に就職し、その後当時のライブドアに入社しました。LINEになってからは、livedoor BlogやLINE プレイの企画ディレクターを担当していました。

その後アライアンスにジョブチェンジし、主にLINE LIVEの担当として音楽レーベルなどと向き合ってきました。現在は、LINE上で音楽ライブやスポーツなど様々なジャンルのチケットを検索・購入・発券できる電子チケットサービス「LINEチケット」で、セールスマネージャーをしています。

ミンカ

私は、ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」のアライアンスを担当しています。LINEに入るまでのキャリアとしては、芸能プロダクションでアジア圏への営業やタレントのマネジメント、CS専門チャンネルでは編成とコンテンツ買い付けを行っていました。作ったコンテンツを届ける業態から、双方向性のあるコンテンツ制作にチャレンジしてみたかったというのがLINEへ転職した一番の理由でしたね。LINE LIVEは、他のLINEのサービスと連携して多角的にコンテンツを展開できるというのも魅力に感じていました。

――皆さんが担当しているアライアンス業務について教えてください。

小出

LINEチケットは、音楽、演劇、スポーツなど多岐にわたるチケットを取り扱っていますが、私が所属するチームは音楽にフォーカスしています。チームの主務としては、音楽・芸能事務所やコンサート制作会社と向き合い、チケットを仕入れてくるのが役割です。私も自ら仕入れに動くこともありますが、マネージャーという立場として、主にはチームメンバーとともに営業企画立案、メンバーが自走できるようなサポート、日々の売上状況やそのための商談進捗の把握なども行っています。

真鍋

私はLINE MUSICでインディーズアーティスト市場を盛り上げるプロジェクトを統括しています。ビジョン、ミッション、KPIなどを元に年間の活動計画や予算を立てたり、各施策のディレクションからお茶汲みまで(笑)。あとはLINE連携機能の企画や、経営企画的な事業KPIの分析なども行っています。もちろんアライアンスという立場なのですが、プロジェクトやプロダクトの目的達成のために本当に何でもやってます。

ミンカ

LINE LIVEのプレミアムチャンネルのユーザーや、オーガナイザー部門のアライアンス業務を担当していて、新規獲得やグロース施策などが主な業務です。

LINE LIVEの公式アカウント、いわゆる一般ユーザーによるもの以外の配信は3種類あって、プレミアムチャンネル、無料配信中に有料アイテムを集める配信、コンテンツ単位で販売する有料ライブがあります。担当しているプレミアムチャンネルは2019年にスタートしたばかりなので、アライアンス営業先の選定も試行錯誤中という段階です。様々な配信方式があり、それぞれで成功パターンが異なるため、ジャンルや人によって一番適した配信を提案して、なるべく多くの成功事例やパターンを作れるように心掛けていますね。公式アカウントの活動提案の他にもLINE MUSIC、LINEチケット、LINEスタンプ、OpenChatなど他のサービスの提案・連携も行っています。

もうひとつのオーガナイザーとは、一般の配信者やインフルエンサーを囲っている企業のことです。オーガナイザーを通じた配信全体のKPI管理、稼働率や新規配信者獲得のための施策プランニング、LINE LIVE内で実施しているイベントと配信者のマッチング、配信者の配信内容改善・提案、配信者のお悩み相談などなど。

プレミアムチャンネルではタレント・有名人による配信を扱う一方で、オーガナイザー部門は一般の方が配信者となるので、業務では頭の切り替えが必要です。ただ、スマホ画面を通じて配信をしてくれる「配信者」には変わりないので、「LINE LIVEといえばこの人」という存在を作り出せるよう、日々向き合っています。

真鍋

今回3人ともアライアンス業務の担当という括りで集まってお話ししていますが、純粋にアライアンス交渉や窓口業務だけという仕事ではないと思います。LINEらしい働き方というか、横にも縦にも守備範囲が広くて、権限もやらなきゃいけないこともたくさんある感じでしょうか。それぞれの事業の成長のために、アライアンス業務を基軸に、多少のはみ出しも含めて効果のありそうなことを考えて実行することが求められていると思っています。

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――アライアンス業務を行う上で、LINEならではの強みや特徴はありますか?

真鍋

どの事業でもそうですがLINEが持つユーザー数、特に若年層への訴求力が強いことが強みですね。LINE MUSICだと、LINEのプロフィールにBGM設定できて、そこが導線になりLINE MUSICの利用・音楽視聴のキッカケになったりということもあるので。

ミンカ

LINEで展開している各サービスとの連携が可能なところも強みだと思います! LINE MUSICの先行配信をLINE LIVE配信で告知したり、LINE LIVEの配信企画でLINEスタンプを作ったり、いろんなタッチポイントで幅広く企画を立てられます。

小出

つい先日、「ACE COLLECTION」というバンドが、ツアードキュメンタリームービーの解禁・訴求を目的としてLINE MUSICのLINE公式アカウントでLINE LIVEの配信を行いました。画面上ではLINEチケットで次のツアーチケットも購入できるようになっていて、多くの申し込みがありました。競合サービスにはできない、"LINEならでは"の企画に手応えを感じていますし、まさに私たちエンタメカンパニーならではの取り組みだったと自負しています。

真鍋

逆に難しい点としては、関連サービスが多いのでリソースの取り合いが発生したり、あと近い意味ですが今はLINEの上で展開されるサービスもかなり増えてきているので、LINEの中でどう目立つかというか。

極端な話、音楽を聞きながらライブ配信を見る人はいないので、連携できるところはちゃんとしてみんなで成長しながら、個人的には自分が担当しているのがLINE MUSICなので、もっと多くの人がたくさん音楽を聴いてくれるようにしていきたい。この辺をどう実現していくかが、難しいけど楽しい部分でもあります。

――エンタメ領域の各サービス、LINE MUSIC・LINE LIVE・LINEチケットの業務内容で、共通しているところや違いを感じるポイントはありますか?

小出

ミュージシャンと向き合っている、という点ではLINE MUSICもLINEチケットも変わりないはずです。LINEチケットのメンバーが向き合うのは事務所や制作会社、LINE MUSICのメンバーが向き合うのは主にレーベルなどの違いはありますが、常にアーティストとユーザーの距離を縮めるためにLINEというツールを使ってもらうことに変わりはないと思います。

真鍋

お預かりしているライセンスやコンテンツを、どうLINEユーザーにワクワクを含めて訴求できるかを日々考えていて、そこは各サービス共通しているかと思います。違いを挙げると、LINE MUSICは月額課金なので継続的な満足度を高めるのに対して、LINEチケットはショットでのコンテンツ課金なので一つひとつのコンテンツに対してフルスイングするイメージがありますね。

ミンカ

ユーザーに"手軽に"楽しんでもらう、共感してもらう、その体験をリピートしてもらうことを提案する点は共通していると思います。ただ、「生配信」によるリアルタイムのコミュニケーションがメインのLINE LIVEに比べ、LINEチケットやLINE MUSICは「生」のコンテンツではないので、プロモーションやコンテンツ展開方法に違いがあると思います。働いている人としては、エンタメという領域や携わっているアーティストや制作者、コンテンツ自体が好きという人が多い印象がありますね。好きだからこそ、どう届けるかとか接点を作っていくかを考えて実現していく仕事に挑戦できているんだと思います。

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――今それぞれのチームで働いているメンバーは、どんな経歴の人がいますか?

真鍋

エンタメカンパニーでアライアンス関連の業務をしている人は、全体的に事務所やレーベルでアーティストの近くにいた方が多いと思います。アーティストや事務所側の気持ちがわかってる、共感できるっていうのは大事ですね。

ミンカ

うちのチームにもいろんな経歴のメンバーがいます。元事務所のマネージャーや、レーベルでタレント・アーティストの近くにいた人や別の配信プラットフォームで企画・営業をしていた人もいます。共通しているのは「人」に関わる業務経験があるところですかね。

小出

うちのメンバーは面白い経歴のメンバーが多いですよ。元アナウンサーだった人、ファンクラブサービスの企画・運営担当だった人、芸能関連の出版担当者など多岐にわたっています。経歴も大事ですが、今どういうことを成し遂げたいかというビジョンが近い方が大事かなと思います。

――業務に求められるスキルや経験はありますか?

小出

LINEのサービス、特にLINE公式アカウントに精通することは必須です。私はたまたまですがLINE公式アカウントやLINE LIVEのアライアンスを経験した上でLINEチケットに異動しました。結果的に、恐らくですがチケット業界でもっともLINE公式アカウントに詳しい人間になっていると思います(笑)。アーティストサイドから「どうすれば効果的なプロモーションができますか?」と相談されることも多いですが、そこでLINEアカウントをフル活用するプロモーション施策を常に提案するようにしていますね。

真鍋

エンタメのアライアンスという括りで生きるスキルを一言でまとめると、相手を"ノセる力"ですかね。具体的には、コミュニーケーションの中で相手の発言の本質を見抜き、自身の会社やサービス、あと自分自身の武器を理解し、それをちゃんと引き出して、相手の課題感に対してユーモアのある"オーダーメイドな提案・企画"を考えられることだと思います。

ミンカ

真鍋さんの答えに似ていますが、相手の立場になって考えられることですかね。こちらが使ってほしいサービスや機能も、使う側にメリットを感じてもらえないと成約はできません。相手に必要なこと、求めていることをキャッチし、担当しているサービス+αの提案ができること、提案時にストーリーを作って魅力を感じさせてサービスを使う期待感を持ってもらうことが必要です

ーー個人的にやりがいやおもしろさを感じることを教えてください。

小出

LINEチケットにしかできないプロモーション企画案がクライアントに刺さり、LINEチケットが採用されるとき、いつも尋常じゃないくらいゾクゾクします。「あー、LINEで働いてて良かった」と感じる瞬間です(笑)。

真鍋

自分の企みが誰かの人生の有益な一部になれたらおもしろいですよね。最初は自分やチームだけの企みなのですが、共感してくれる人が増えて実行できて、それがたくさんのユーザーに喜んでもらえる。サービスも育ってきて定着しているユーザーも増えてきましたが、まだまだ新しい驚きは与え続けたいし、同じように考えてるメンバーが多いので挑戦的な取り組みも多いですし。

ミンカ

私は、これまで配信とは全く無縁だった人を自分で見つけて配信を始めてもらって、その人がLINE LIVEのランキング上位に入ったり、有料会員数トップチャンネル入りするのを見ると嬉しいですね。配信が終わったあとにSNSの書き込みをよく見るのですが、「LINE LIVEの配信面白かった」とか「また配信してください」みたいな書き込みをみるとやりがいを感じます。

小出

これまで自分がやったプロジェクトで例を挙げると、サービスローンチ日の2018年10月10日に[Alexandros] がアリーナツアーのチケットプロモーション目的でLINE LIVEをやった案件ですかね。実はその日はLINEチケットのリリース日でして(笑)。

サービスリリース初日ですよ? WEB業界で働いている人はわかると思いますが、サービスリリース初日って、もうほぼ徹夜で動作確認からクライアントとの向き合いまでやりますよね?LINEチケットももちろん必死でそれらの作業を行ったんですが、午後からは配信の準備をして、夜の配信までノンストップで動き、配信後は文字通り灰になっていました(笑)。私の中ではこの日を「LINERとしてもっとも長かった一日」と呼んでいます。

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真鍋

私が特に印象的だったときは、2013年にLINEスタンプの月商が10億円を達成したとき。あと、2015年6月にLINE MUSICのサービスを立ち上げて、有料ユーザ数が100万人を突破したときですかね。やっぱり自分が関わるサービスが成長を遂げて目標としていた数値を達成できたときは、強いやりがいになります。LINEだと目標数値の規模感も常に高いところにあるので、ひとしおですね。

ミンカ

DJ集団レペゼン地球に独占で生配信をやってもらっているのですが、公式アカウント開設後、1年6カ月で累計売上が1億円を突破したことです。配信を始めてもらったときはまだTwitterフォロワーも5万人くらいで、LINE LIVEも一般のチャンネルでのスタートだったんですが、来年は動員目標10万人のアリーナツアーを開催されるような存在になられています。有名になってもLINE LIVE独占で生配信ができるのは駆け出しのときから一緒だったというのが一番大きいと思いますし、利用していただいている配信者の人気が出ることやファンが増えていくことは、自分たちのサービス成長と同様に嬉しいですね。

――LINEにおけるエンタメ領域でのアライアンスの仕事のおすすめポイントは何ですか?

小出

「LINEを使ってエンタメ業界にイノベーションを起こそう」と信じることができる人にとっては、最高の環境が揃っています。チケット不正転売問題の対策として、紙チケットから「100%電子チケット」に振り切るアーティストも増えてきました。競合他社の電子チケットは、チケットの購入と入場するための「もぎり」のための専用アプリをわざわざインストールして、サービスにログインする必要があります。でも、LINEチケットはLINE内にチケット機能が組み込まれている、新規で専用アプリをダウンロードをする必要がありません。

「新規アプリのインストールがめんどくさい」とか「ログインがめんどくさい」という理由でサービスを使わなくなった経験、皆さんにもありますよね? LINEチケットではこのストレスを可能な限り排除できているんです。結果的に、今までコンサートに足を運んだことがない人も来てくれるという効果も出てきました。これまでに居なかったユーザーが増えることで、誰も想像できないイノベーションが今後生まれてくるはずです。数年後、LINEのエンタメ系サービスは業界の中心に位置することになると私は本気で思っています。これを「エキサイティングだ」と思える人は楽しいと思いますよ。

真鍋

エンタメならではの、ワクワクを届ける部分を担えてる満足感はありますね。なのでやはりエンタメを好きな人が向いているかと思います。あとは仕事で色んなライブを観れちゃうのはお得ですね(笑)。LINE MUSICとしても、独自フリーミアムモデルを導入したり、自社利益だけでなく音楽業界のためのチャレンジもどんどん進めています。音楽とかエンタメを好きな人に共感してもらえるよう、好きな人を増やせるよう意義のあるチャレンジができていると思っています。

ミンカ

先ほども触れましたが、自分が見つけた人がLINE LIVEや他のシーンなどでも活躍する姿を見届けられるのは達成感が大きいですね。配信者との向き合い、イベントを立案したり、他サービスと連携したり、多岐に渡って業務ができます。会社やサービス、そしてコンテンツの作り手やユーザーにとって価値のあることは幅広く取り組めるので、飽きが来ない環境です。

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――最後に、LINEのエンタメ領域のアライアンス業務に少しでも興味を持っていただいた方に伝えたいことやメッセージはありますか?

真鍋

LINEという看板があるので、その分、対外的な期待は大きいです。ある種のプレッシャーも楽しみながら日々仕事をしています。LINEの様々な力を活かしてエンタメ業界に爪痕を残したい方、一緒に働きましょう!

ミンカ

人に喜び・楽しさを与えたい人!お待ちしています!一緒に感動的な体験をしましょう。

小出

私たちと一緒に、見たこともない景色を見にいきませんか?

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桃木 耕太

2013年にLINEに中途で入社、今は開発組織と採用組織でWebサイト/コンテンツやイベントの企画/制作などをしてます。